那智駅〜那智山

今日は晴天に恵まれ、那智駅から那智山まで歩いてきました。

駅を出発して国道を渡ったすぐのところに熊野三所大神社(くまのさんしょおおみわしゃ)(浜の宮王子とも言う)があります。
夫須美大神・家津美御子大神・速玉大神の三神を主祭神とすることが名称の由来だそうです。
ここの境内には九十九王子社の1つである浜の宮王子社跡があります。



隣には平維盛が補陀洛渡海したことで有名な補陀洛山寺があり、神仏習合の名残を見ることができます。


そこからしばらく那智川沿いを進み、「熊野古道曼荼羅の道」と書かれた石の道標のある道を入り、すぐの古道の標識を左へ曲り、橋を渡って川沿いを少し歩いて左の杉林へと入っていきました。
ここからは山の古道です。



しばらく歩ていくとちょっとした広場となっていて、尼将軍北条真子の建立した供養塔があります。



そこからは下りになっていて、補陀洛霊園のところに出ます。
そこからは、民家が連なる旧道をしばらく登り、市野々王子があります。
ここの主祭神天照大神 (あまてらすおおみかみ)、天忍穗耳尊(おしほみのみこと。天照大神御子)、鵜葺草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと。神武天皇御父)です。



そこからしばらく歩くと大門坂の休憩所があります。
ここからのルートは以前にも紹介しているので略載します。
大門坂を登り、青岸渡寺那智大社を巡って、最後に那智の滝まで向かいました。
先週雨がよく降ったからか、今日の那智の滝はすごく水量が多かったです。