食の境界線

となりのマエストロという番組で、食の境界線について取り上げていました。

調査対象は、


①さばの煮付けは味噌派か醤油派か
②味噌汁に入れるのは青ネギか白ネギか
③赤飯は甘いか甘くないか


の3つでした。

この中で一番境界線が西側だったのがさばの煮付けです。
近畿地方までは醤油派が多く、中部地方からは味噌派が多かったです。
西側でも一部鹿児島と大分あたりは味噌派のようです。
ちなみに私は和歌山県在住ですが、さばは昔から味噌派です。
どちらかといえば三重県に近いのもあるからでしょうか。


次にネギの境界は北陸地方中部地方を縦断していました。
西では圧倒的に青ネギで、岐阜県になると青ネギ白ネギ混合で使用されており、関東になると白ネギが取って代わっていました。
私もネギに関してはやはり青ネギ派です。


最後に赤飯ですが、これの境界線はさらに北上して、秋田、青森、北海道のみが甘い赤飯でした。甘くする方法については、秋田、青森に関しては砂糖で味付けをするのが主流で、北海道では甘納豆を入れるのが主流のようです。
甘い赤飯があるなんてまったく知りませんでした。


こうして見てみると日本内でもいろいろと地域によって食文化が違っておもしろいですね。


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