世界遺産・熊野古道「中辺路ルート完全踏破」モニターツアー

 8月31日から9月5日までの6日間で、大学生による世界遺産熊野古道「中辺路ルート完全踏破」モニターツアーが開催されました。中辺路とは、平安時代に京都に住んでいた貴族たちが、南の観音浄土を目指して熊野へお参りしたルートで、和歌山県田辺市から東へと入っていきます。山間で景観もすばらしく「九十九王子」と呼ばれるいくつもの王子社が点在しており、大変魅力的なルートです。
 しかし、合計100キロもの距離を歩かなければならないということで、最初、ツアー応募者ははたして集まるのだろうかと思っていましたが、全国各地から7人の大学生が参加しました。
 私も熊野古道に魅了された若者の1人として、7人もの有志者が集まったこと大変うれしく思います。これからもっともっと多くの若者にも熊野古道のすばらしさを知ってもらいたいです。2年前にこの企画があったなら、私も応募資格があったのにな〜残念(泣)